僕は去年の6月頃に長期のボランティア活動に応募した。
別に慈善活動がしたいとかは無くて、就活で話せるガクチカのためにという邪な考えで応募した。
このままだと何もガクチカ無くね?って焦ったからね(笑)。
そのボランティアがこの間終了した。
本当に語りたいことがたくさんある。
その中でも、ボランティアメンバーとのファーストコンタクトがいろんな意味で記憶に残っている…。
なので今回はそのボランティアの初回の集まりについて書いていこうと思う!
みんな!同情してくれよな!(笑)
目次
↑悲しすぎる見出しが混ざってるけど、気にしないで…。
ファーストコンタクト
早速だが、これを言いたい。
本当にメンバーと馴染めなくてキツかったよ?(笑)
ボランティアメンバーは僕を合わせて合計11人いた。
しかし、1人欠席していたため初回は10人。
内訳は男子7人、女子3人である。
僕は集合場所に1番早く来た。
なぜなら、遅めに行って先に着いた人同士で仲良く話されて、輪が出来てたら絶対に馴染むことは出来ないと思ったからだ。
10分ほど1人で待っていると、それっぽい女の子(以降Aと呼ぶ)が一人来た。
ワイ「(ボランティアの子か?とりあえず仲良い人を作るために話しかけるか)」
と思い、勇気を出して話しかけた。
話してみると、その子は気さくな女の子だった。
そして、1番びっくりしたのは、その子がボランティアに応募した理由は親が勧めてきたから応募したということだ。
ボランティアの概要もよくわかっていないらしい(笑)。
それを聞いて僕は
「(俺と同じくボランティアにやる気が無い人じゃん!同志と出会えて良かった!)」
と思った。
しかし、その考えは一瞬にして崩壊する。
なぜかというと、Aは美大生ということが会話をしている中で分かったからだ。
「美大生ってだけでなんで?」
と読んでくれている人は思ったことだろう。
このボランティアではイラストが描ける人も募集していた。
簡単なことだ。
美大生ならイラスト面で重宝されるに決まっているから!!!
ちなみに僕にはなんの特技も無い。
でもAは光る特技を持っていた。
この違いに僕は裏切られた感覚に陥った。勝手にね(笑)。
メンタルを破壊された自己紹介
そんなこんなでメンバーが揃って会議室のような所に移動した。
そこでは初回ということもあって、自己紹介をした。
この自己紹介で僕のメンタルはボロボロに破壊された。
その恐怖の一部始終を読んでいただこう…。
A「美大に通っていて、イラスト面で協力したいです」
男子「サッカーを12年間やっていました」
男子「学生時代は学級委員長をやっていました」
男子「教員を目指していて、学校のボランティアをして生徒と関わっています」
男子「生徒会に所属していました」
男子「ドライブと運動が好きで、皆さんと仲良くなりたいです(キラキラスマイル)」
男子「小学校はサッカー、中学は陸上、高校はバレー、大学は野球と論文サークルに入っています」
女子「兄がこのボランティアに応募していたので、応募しました。また、英語が苦手なので克服するために英語サークルに入っています」
女子「高卒で就職していますが、資格のために通信制大学に通っているので、仕事と勉強の二足のわらじです」
…………。
泣いた。
みんな心に芯があって泣いた。
それに比べて自分の人生が薄すぎて泣いた。
本当に場違いだった。
そして、恐ろしいことは僕以外の男子はスポーツをやっていて好きということだ。
僕はスポーツをやったことがなく、興味もない。
どういうことか分かるかね?
そう、話が合わないのだ。
委員会中はまぁそれなりにみんなと話すことは出来た。
(話せてたよな…?というかそう思わないと無理)
輪に入れなかった帰り道
色々と話をして、なんとか集まりが終わった。
みんなで会議室を出て、駅まで約5分歩いた。
この5分間が地獄だった。
辛すぎて体感5時間くらいに感じたまである。
構図は
男子3人(楽しそうに話してた)
女子3人(すぐに仲良くなってた)
男子3人(スポーツの話題で盛り上がってた)
この3つに帰り道は分かれていた。
僕はキラキラオーラに押しつぶされ、どこの輪にも入ることが出来ず、スポーツの話題で盛り上がってるグループの横を歩いていた。
もう惨めすぎて泣きたくなったよ!!(笑)
(笑えないんだけども)
ちなみにAは集合場所で話してた時に自分で、
「私はコミュ症ではないけど、友達は多くないんだよね(笑)狭く深くって感じ!」
と言っていた。
ちゃんとコミュ症では無かった。
Aは持ち前のコミュ力で、1人でいる僕に気づいたのか、こっちに来て話しかけてくれた。
もうね……泣きそうだったよ(笑)。
「(話しかけてくれてありがとう!)」
という感謝の気持ちと
「(馴染めてないのに気づかれた…)」
という惨めな気持ちで満たされた。
そんなこんなで駅に着くと、路線でさらに分かれることになった。
僕は男子1人と女子1人の計3人と同じ電車に乗った。
そう、Aとはバラバラになったのだ。
助け舟は無い。
そう思い絶望したが、割と話せたのだ。
このことで僕は分かったことがある。
男子や女子が束になると何も話せなくなってしまうという特性が僕にはあった。
こんな特性要らんわ。
まぁ少人数や1対1なら普通に話せるだけマシと思うしかないか…。
それと帰りの電車組では女子は1人だったし、男子はスポーツの話が出来なかった(俺も女子もスポーツに詳しくないから)こともあって、ハブられるようなことにならなかったんだと思う。
あー、帰りの電車と集合場所でAと話してた時間が一生続けは良いのになぁ。
そんなことを何度思ったことか。
帰ってから死んだように眠ったのは言うまでもない。
終わりに
こんな感じでボランティアのファーストコンタクトレポは終わりにしようと思う。
今はボランティアが終わっているので、こんなこともあったなぁと思いながら書いている。
しかし、当時の僕は絶望しまくっていた。
でもキツかった出来事って、笑い話に昇華できると思うんだよね。
いい経験だった。
そういうことにしておこう!(笑)